賃貸契約時の鍵交換は必要?賃貸契約前に知っておきたい理由や費用について
最終更新日:2022年11月7日

賃貸の契約時に、新築ではない場合は鍵交換をする場合があります。鍵交換費用が別途かかることもあり、初期費用を抑えたいのに余計な費用がかかることにモヤモヤされる方も多いのではないでしょうか。
賃貸契約の前に知っておきたい、鍵交換に関する知識を詳しく説明していきます。
鍵交換はしたほうがよい?
鍵交換をする前、つまり以前住んでいた住人が使っていた鍵は、合鍵が作成されている場合があり、それが未回収のまま残っている可能性があります。もしかすると、引っ越し後にその鍵が使われる可能性もあります。
あくまで可能性であり、必ずしなくてはいけないというわけでもありませんが、交換をせずにトラブルに巻き込まれてしまった場合は、自己責任となってしまうため注意が必要です。
- 危険を避けるなら、鍵交換は必須
- 防犯上の理由から、鍵交換は必ずおこなっておくべきです。
鍵交換費用は誰が負担するもの?
鍵交換はほとんどの場合、入居前か退去時に入居者に支払いを求められることが多いです。
しかし、鍵は住宅の設備であるため、国土交通省の定めるガイドライン(※)上では貸主(大家さん)が費用を負担すべきとされています。(※原状回復をめぐるトラブルとガイドライン:国土交通省)
とはいえ、あくまでガイドラインであり、法的な強制力はないため、大家さんが決めてしまえばそれが決定事項になってしまうのが現状です。
鍵交換費用の相場は?
鍵交換は、鍵の種類によって費用が変わってきます。
一般的によく使われているギザギザの鍵は一番安くて大体1.5万円前後で交換できますが、ピッキングに強いディンプルキーなどの特殊な鍵の場合だと2~3万円程かかります。物件に使われている鍵を確認して、鍵交換費用が妥当かどうかを確認しておくとよいでしょう。
- 鍵交換費用の相場
- 一般的なギザギザの鍵:1.5万円前後
ディンプルキー:2~3万円程